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Audible(オーディブル)を実際に使ってみた感想

最近利用する人が増えているというオーディオブック(朗読本)。所謂「聴く読書」。
私自身、少し前からオーディオブックに興味はあったのですが、この度オーディオブックを提供しているサービスの一つ、Audibleの会員になって実際に使ってみたので、Audibleの特徴や、オーディオブック自体の感想などを書いていこうと思います。

オーディオブック気になってるけど、実際どうなの?
どこに登録しようか迷ってるんだよね、という方は参考にしてみてください。

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オーディオブックを試してみようと思ったきっかけ

そもそも何で私がオーディオブックを試してみようと思ったのかというと、一番の理由は最近感じていた「目の疲れ」。

仕事でも趣味でもスマホやパソコンを使うことが多く、長時間目を酷使することで、目の奥がずーんと重くなったり、ひどい時は頭痛を感じることもあるんですよね。

でも、本は読みたい。

それに、目の疲れだけでなく、最近はずっと同じ姿勢を続けていると、腰が痛くなったり、首が痛くなったり、腕が痛くなったり…。

昔は何時間とぶっ続けで本を読んでいても平気だったのに、最近は頻繁に姿勢を変えたりたまに首を回したりしないと、読めなくなってきたんですよ(悲しい…)。

でも、まだまだ読みたい。

読書は私にとって人生最大の娯楽であり、落ち込んだりイライラしてる時の気持ちのリセット方法でもあるんです。

だから、目を酷使しなくていい、どんな姿勢でも気軽に楽しめそうな「聴く読書」に、とても興味を引かれたわけです。

普通は通勤や家事の時間を効率的に使いたいとか、外出中に重い本を持ち歩かなくてもいいように、とかいう理由で始める方が多いと思うので、その点私のケースは少し変わっているかもしれませんが、まあそんなこんなで、オーディオブックを試してみようと思ったわけです。

なぜ、Audibleを選んだのか?

最近はオーディオブックを提供するサービスも増えてきているようです。
そんな中で、なぜ私がAudibleを選んだのかというと、理由は以下の4つです。

①安心感と手軽さ
②商品ラインナップ
③お得感

④無料体験ができる

では、順番に説明していきますね。

①安心感と手軽さ

Audibleは大手通販サイトAmazonが手掛けているサービスです。
それだけでもうかなりの安心感があります。
そして、Amazonのアカウントを持っていれば、あっという間にAudibleの利用をスタートできます。
やることは月額料金を支払うカード情報の登録と、Audibleのアプリをダウンロードするだけ。
すでにAmazonのアカウントを持っていて、カード情報も登録されている方なら、Audibleの登録は本当にあっけないくらい簡単に済みます。

②商品ラインナップ

Audible会員になると、12万以上の対象商品が聴き放題になります。
これはオーディオブックを扱っている各社サービスの中でもダントツトップの量です。

でも、大事なのはその内容ですよね?
「12万以上といっても、聴き放題対象の作品は、著作権が切れた昔の名作とか、一昔前の自己啓発本とか、期間限定提供とかばかりなんじゃないの?」

と、やる前は疑っていた私。
けれど、Audibleのページを見て驚きました。
歴代の本屋大賞受賞作品や、村上春樹さん、宮部みゆきさん、池井戸潤さんなどなど人気作家の小説もたくさんあるんです!

嘘だろ……!
これもこれも月額1,500円で聴き放題なのかよ…!

驚きました。
ラノベでいくと私の大大大好きな『本好きの下剋上』も、『転生したらスライムだった件』なども聴けちゃう。
私が小説好きなので小説のことばかり話してますが、自己啓発本や語学、その他のジャンルの本も、ベストセラーになった商品や、最近話題になったばかりの新しい商品がたくさん登録されています。

ただ、聴き放題対象とされているのは12万以上とのことですが、この12万の中には外国語のものも含まれています。
日本語に絞ってみると、検索結果には2万以上と出てくるので、日本語で楽しめる作品は、実際のところ2~3万くらいだと思われます(2023年9月時点)。

それでも他サービスよりは多いですし、私が一番重視している小説ジャンルで興味のある作家や作品が多かったのもAudibleだったので、私はAudibleを選びました。
どんな作品が聴けるのか気になる方は、一度Audibleのページに行ってみて、どんな作品があるのか実際に見てみることをお勧めします。

③お得感

Audible会員は月額1,500円
果たしてこれは高いのか安いのか、ですが、こればかりは使う人によると思います。
ですが私の感覚で言えば、断然安い。

だって今のご時世、文庫2~3冊買えばもう1,500円になっちゃいますからね。
なので、Audibleで月に2~3作品以上聴く、という方なら、十分元は取れるというかお得だと思います。
中にはまだ文庫になっておらず、普通に購入すると1冊だけで1,500円前後する本も聴き放題対象になっていたりするので、そういう本を読んだ月は特に、お得以外の何物でもないと思います。

ただ一つ、デメリットを上げるとすると、1冊聴き終えるのに時間がかかるということ。
自己啓発本なら3時間前後で終わるものも多いですが、小説だと1冊10時間以上というものも結構あります。

通勤に30分かかる方が行き帰りに毎日、週5日聴くと仮定すると、

30分×2×5日×4週間=1200分=20時間

ひと月でおよそ20時間。
単純計算すると、5時間かかる本だと4冊。10時間かかる本だと2冊聴けることになります。

自分のライフスタイルの中で、どれくらいAudibleを使う時間があり、自分がよく読むジャンルが1冊聴き終えるのにどれくらいの時間がかかるのかを見て計算してみたら、月1,500円という金額が、自分にとってお得かどうかが見えてくると思います。

ちなみにAudibleには速度調整機能があるので、聴く速度を速めれば、聴き終えるまでの時間を短縮することも可能です。
紙や電子を読んだ方が早いから逆に時間の無駄、と考える方には合わないかもしれませんね。

あと、Audible会員になると、聴き放題対象以外の商品を、通常価格30%OFFで購入することができます

④無料体験ができる

Audibleは、30日間の無料体験ができます。
体験期間中は、有料会員とまったく同じ条件で、すべてのオーディオブックやポッドキャストを楽しむことができる上、無料期間が終了する前に退会すれば、料金は一切発生しないとのこと。

体験期間が長めなので、自分の生活スタイルに合っているかどうかゆっくり見極めることができます。
また、無料体験期間は基本30日間ですが、たまにキャンペーンもしているようで、そういう時に申し込むと、2~3か月無料になることもあります。

ここらで一度簡単にまとめると…

Audible(オーディブル)の主な特徴
①大手通販サイトAmazonが手掛けているサービスで安心感がある。登録も簡単。
②会員になると、12万冊以上の対象商品が聴き放題。
 ※ただ、日本語で聴けるのはそのうちの2~3万冊(2023年9月時点)。
③会員料金は月額1,500円。
聴き放題対象外の商品は30%OFFで購入可能。
 →聴き放題対象の作品を月に2~3冊聴けば元は取れる。お得かどうかは利用者の利用頻度や、聴く作品を紙や電子で買った場合の価格との比較による。
④30日間の無料体験ができる。

あとこれ、ある意味一番重要なことですが、退会(解約)はいつでもできます
無料体験期間中はもちろん、会員になった後もです。

注意点はありますが、そんなに難しいことじゃありません。
以下の2点です。

①アプリを削除しただけでは退会したことにはならないこと
②退会するためにはPCサイトからの手続きが必要なこと

詳しくはAudibleのヘルプページに手順が載っていますので、先に確認しておきたいという方はそちらをご覧ください。
簡単に説明すると、PCサイトに接続して「○○さん、こんにちは!」というところから「アカウントサービス」をクリック → 自分の会員タイプの枠下に「退会手続きへ」というリンクがあるので、そこから退会の申請ができます。

「自分には合わなかったな」とか「最近忙しくて聴けなくなってきた」という時は、いつでも退会できるし(休会もできる)、解約料金もかからないとのことなので、私的にはその点でも使ってみるハードルが下がりました(そこらへんわかってないと申し込めない小心者)。

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基本的なポイントはこれくらいですが、加えて、人によってはとても魅力的なポイントの1つだと思うのが、Audibleにはプロの声優や俳優が朗読している作品があこと

それ以前に、Audibleに登録されている作品は、すべてプロのナレーターの方が読んでいるのでどれも耳に心地いいんですが、やはり有名な声優さん、俳優さんが朗読している作品があるなら、ちょっと聴いてみたくなりますよね。

ほんの一部ですが例を挙げますと、

高橋一生さん → 『騎士団長殺し』(村上春樹)
橋本愛さん  → 『告白』(湊かなえ)
松坂桃李さん → 『サラバ!』(西加奈子)

緒方恵美さん → 『【緒方恵美朗読】再生(仮)』
神谷浩史さん → 『化物語』上(西尾維新)
櫻井孝宏さん → 『墨のゆらめき』(三浦しをん)

などがあります。

めちゃくちゃ豪華だな。

え、これ本当に聴き放題でいいの…?
課金必要なんじゃ…?
私騙されてる……?
って、逆に不安になりかけましたが、安心してください、騙されてないよ。

読み放題対象作品全体の量から言うと割合的にはまだ少ないですが、おそらくこれからまだまだ増えていくんじゃないでしょうか。
作品と朗読者の関係を見ると、映画化の際に出演されたり、アニメで声優を務めた方が朗読をする、というパターンも多いみたいです。

ちなみに私が無料体験を始めた時、一番最初にライブラリに追加したのが『墨のゆらめき』でした。
三浦しをんさんの新作ということで気になってはいたものの、まだ紙媒体を購入していなかったのと、声優にそこまで詳しくない私でも知っている櫻井さんの名前とレビューの高さにもう反射的に指が動いていました(笑)

また、Audibleには、Audibleでしか聴けない本やポッドキャストが多数あります。
Audibleでしか聴けないものには表紙に「ONLY FROM audible」という表示が付いているんですが、実際にサイトを見ていると、ポッドキャストはそこまで多くはないですが、本に関してはその数がめちゃくちゃ多いことがわかります。
上記の6作品もすべてAudibleでしか聴けません。

Audible、やべえな。

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実際に使ってみた感想

では、ここからは実際に使ってみた感想を。

画面や使い方はいたってシンプルです。
読みたい本を検索したり、ランキングやおすすめから選んでストリーミング再生、もしくはダウンロードして再生するだけ。
聴きかけの本はライブラリから選んで続きから再生ができます。

聴く速度は0.5倍~3.5倍に変更することができますが、私は普通にそのままの速度で聴くことが多いです。
寝る前やちょっと疲れている時に聞く時は、少しゆっくり(0.8~0.9倍)にすることもありますが、個人的にはやはり標準の速度が一番聴きやすいかと思います。
また、速い方は3.5倍まで速くできますが、3倍とかにしたら正直何言ってるのか聴き取れません。よほど耳が鍛えられた人じゃないと無理だと思います(笑)

ちなみに基本はスマホにアプリをダウンロードして聴く形になりますが、PCのブラウザでも聴くことができます
「いつでもどこでも」が売りなので、PCで聴くという方はあまりいないかもしまれせんが、たとえば家でしか聴かないとか、スマホはすぐバッテリーが減るからPCで聴けるならその方がいいという方がいれば、PCでもお楽しみいただけるのでご安心を。
ちなみに私は持ってないですが、Alexaでも聴けるそうです。

そして個人的に嬉しい機能が、スリープタイマー
私は夜寝る前に聴くことが多いんですが、寝落ちすることも多々あるので、時間や章の終わりなどでタイマーを設定できるのが地味に嬉しい。朝起きたらスマホの充電残りわずか、なんてことが防げます。
あと、バックグラウンド再生もできます

機能面はそんな感じでまったく問題なし。
ですが、それと同時に、「オーディオブック(朗読本)」というもの自体が自分に合っているかどうか、という点も確認が必要です。

これまで漫画原作の会話形式のドラマCDは聴いたことがありましたが、本をそのまま読み上げているオーディオブックは聴いたことがありませんでした。

ドラマCDは事前にキャラクターや世界観の情報が頭の中に入っているので、聴きながら簡単に場面の想像ができますが、読んだことのない本を最初っから声のみで聴く、というのは未体験だったので、Audibleを使ってみる前は、「聴くだけでちゃんと内容が頭に入ってくるのかな」と少し懐疑的だったんです。

結果。

これはあくまで個人の感想ですが、内容の理解度や没入感は、目で読む読書の方が若干上かなと。
オーディオブックを実際に聴いてみて思ったのは、普段の読書では、目に入る文字(漢字)からかなりの情報を読み取っているんだなということ。

音で聴いているだけでは「今の単語何?」「状況がよくわからんぞ?」と巻き戻すことがたまにあるので、同じ言葉でも、目で文字を見た時と、耳で聴いた時では、頭に浮かぶイメージの彩度や密度が少し変わってくるんじゃないかと思いました。

あと、上記みたいに「ん?」と思った時に、紙や電子だとすぐに読み返したり、該当箇所に戻って確認したりできますが、オーディオブックだとすぐにそれができない点が少しマイナスかなと。
もちろん巻き戻しはできますが、普段の読書より手間感はあります。

もう一つ思ったのが、実物の本を手に持って読む時は、両手が塞がって視界の大半を本が占めることになり、読書以外のことができなくなりますよね。
でもだからこそ、自然と目の前の物語(本)への集中力も上がって、理解度や没入度が深くなるのかもしれないな、なんてことも考えました。
オーディオブックだと目と両手足がフリーになるので、いい意味では楽で、やろうと思えばながら作業もできますが、悪い意味では本の内容からは意識が散りやすい、という面があるのかなと。

そして、聴くジャンルや個々の脳みその処理能力にもよると思うんですが、私には「ながら聴き」は向いてなかったです。
作業に集中して聞き逃してしまったり、逆に話に引き込まれて手が止まってしまったりするんですよね(笑)
自己啓発本や語学系の本だと、また印象が変わってくるのかもしれませんが…。

けれど、最初に「私がオーディオブックを試そうと思ったきっかけ」でお話した、目や体が疲れている時にそれでも本が読みたい、物語に触れたい、という時には、とても便利なツールです。
ベッドに寝転んで目を閉じて(なんならホットアイマスクしながら)聴くのとか最高です。そしたら結構物語の世界に浸れます。

あとは仕事の昼休憩の時間にもたまに聴いたり、まだ実行はしていないですが、旅行や仕事で長時間移動する時にもいいだろうなと思いました。
これまで長時間移動する時は文庫を持ちこんで読んでましたが、次回遠出する時にはAudibleで聴いてみようかなと思います。

私はオーディオブックに完全移行することは元から考えていないので、これからも紙媒体の本に触れることの方が多いとは思うんですが、読書の方法の一つとして、「聴く」のはありだなと思いました。
これからも気分や体調に合わせて、うまく使い分けていこうと思っています。

ということで、長々と書いてきましたが。

現在どこのサービスを使ってオーディオブックを聴こうか迷っている方は、まずは自分が聴こうと思っているジャンル、読みたい作家・作品が決まっているなら、そのジャンルや作家の作品が聴き放題対象にされているか、購入できる作品として登録されているかどうかをそれぞれのサイトで先に確認することをお勧めします。

同じ著者でもA社のサイトには「○○」があって「△△」がない、B社のサイトには逆に「△△」があるけど「○○」はない、なんてこともあります。
一つのサービスですべて聴くことができればそれに越したことはないんですが、そこは出版社との契約や各社の住み分けなど大人の事情も色々あるでしょうから、登録する前に事前に確認して、できるだけ自分の好きなジャンル、作家が幅広くカバーされているサービスを選んだ方が満足度は高くなると思います。

私が実際に使っているのはAudibleのみで、他社サービスの詳しい解説はできませんが、会員登録せずに確認できる他社の情報と比べてみても、個人的にはAudibleは人にお勧めできるサービスだなと感じました。

あと、先述しましたがAudibleは30日間と長めの無料体験ができます。
無料期間が終了する前に退会すれば、料金は一切発生しません

1ヵ月使ってみて、自分のライフスタイルや読書ツールとして相性がいいと思えば継続、何か違うなと思ったらすぱっとやめればOKです(その時は退会手続きを忘れずに!)。

少しでも興味を持ったという方は、試してみてはいかがでしょう。

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