ドラマをきっかけに大ヒット継続中の『ミステリと言う勿れ』は読んでいないんですが、
私『BASARA』が 大っっっっっ好き でして。
それはもう、これまで読んできたすべての漫画の中で、ベスト5に入るくらい好きで。
カバーに『BASARA』のキャラ達がいるのを見て、別に『BASARA』の書き下ろしとかが載ってるわけでもないのに、買ったよね。
ただ、ぶっちぎりで好きなのは『BASARA』ですが、その後に連載された『7SEEDS』も好きだし、田村さんは短編もたくさん描かれてるんですが、結構おもしろかったり鋭かったり泣けるものが多くてはずれがないので、読み切りが4編収録されているというのも購入の決め手でした。
というわけで内容は、
〇読み切り4編「夏空狂騒」「死人の記」「空に続く青」「LIVE A LIVE序章 Space Trap」
〇対談(萩尾望都/よしながふみ/桜小路かのこ/菅田将暉)
〇インタビュー
がメイン。
その他、作品ガイドやまんが教室のレジュメなどが収録されています。
というか、今回これを読んで、田村さんがゲームのキャラクターデザインをしていたことを初めて知ったんですが、この「LIVE A LIVE」前日譚の続き(つまり本編)、めちゃくちゃ田村さんの漫画で読みたいんですけど……!
シナリオは田村さんじゃないみたいですがおもしろそうだし、この設定と今後向かいそうな話の雰囲気が、めちゃくちゃ田村さんに合ってるような気がする。
漫画化、しませんか……? 続きがすごい気になる。
ネットで調べれば結末まで書いてる人もいるだろうけど、それを読むのは味気ないし…。
ゲームしろってか……? ハードがないのよ……。
他の短編、「夏空狂騒」「空に続く青」は最後泣いてしまったし、「死人の記」は最初のほのぼのした雰囲気から一転、最後はダークで…。
どれも田村さんらしい、短くても印象に残る話ばかりでした。
対談はお相手がどなたかに関わらず、創作の裏側などが知れておもしろかったです。
にしても改めて、デビュー40周年ってすごいですよね。
その長さだけでなく、作品年表見ると描いている量もすごいし、連載当時のエピソードに、そんな感じで連載してたんや…!と驚くこともありました。
田村さん、数々のおもしろい漫画を生み出してくれてありがとうございます……!!
これからもお体に気を付けて、創作を続けてくださったら嬉しいです。
いつか私が大大大好きな『BASARA』の紹介も書きますね。