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『やぶさかではございません』

主人公はアラサーの不思議麻衣(なぜこんな名字…?)。
中学生の時に告白されて初めてできた彼氏(ちなみに麻衣にとっての初恋の人)に、「なんか違ったわ」と1週間でふられたことがトラウマになり、恋愛に臆病になってしまった麻衣。

人並に恋愛がしたいのに、どうしても相手の好意が信じられない。
婚活パーティーなどに行ってみてもうまくいかない。

ずっと焦りを感じつつも、少し疲れてしまった麻衣は、一旦気持ちをリセットすべく地元を出て、新天地へと引っ越します。

そこで初めて入ったサイレントカフェの雰囲気を気に入った麻衣は、ちょうど人手不足だったそのカフェでバイトをすることに。

カフェのメンバーは店長の各自かくじさん、キッチン担当の桃子さん、スタッフのななちゃん、上下かみしもくん。

バイトを始めて一ヵ月が経った頃、偶然映画館で会った上下くんから「相談したいことがある」と言われた麻衣。
話を聞いてみると、これまで恋愛でうまくいったことがないため、自分に何か問題がないか「観察してくれませんか?」と言われ……。

というのが、簡単なあらすじ。

1,2巻同時発売です。
書店で初めましてでした。
表紙の上下くんの雰囲気がイケメンすぎたのと(特に2巻)、帯の「年下男子の特大愛情無双!!!!」にほいほいつられました。

ちなみに2巻の表紙はこれ↓

――やばくない?

この表紙を見ると完全にクール系に見える上下くんですが、実際に読んでみたら思った以上に可愛くてこれまたやられます。

早い段階で読者に、上下くんが麻衣に惹かれていることを明かしてくれるので、もうストレスフリーで、麻衣に近付こうと必死に試行錯誤したり、ふとした言動にドキッとしたり、嫉妬したりする上下くんをにやにやしながら楽しめます。

麻衣は麻衣で恋愛にトラウマがありますが、上下くんも上下くんで、これまで付き合った人から三股をかけられたり、アクセサリー扱いされたり、尽くしたいのにそれが許されなかったりで、うまくいかない恋愛ばかりだったようで、その話を聞いたり、何だかんだでストレートな上下くんの愛情表現をくらう度、麻衣も少しずつ彼のことが気になっていきます。

今後の二人が楽しみです。

あとね、カフェメンバーがみんないい人。
各自さん何気にイケオジだし、ななちゃん可愛いし、今のところ手と胴体のみの登場の桃子さんもいい人そうだし(手と胴体しか見てないけど)、上下くんと途中から参入してくる玄というイケメンも二人もいるし…。

私もここで働きたい。

あと、2巻の最後で出てきた麻衣の友達(女)も、イケメンというか姉御な雰囲気で好きになりそうな気配がばんばんしてます。

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